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2024.05.07

WING

米空軍ケンドール長官、AIが駆る「X-62 A VISTA」搭乗

 ロッキード・マーティン・スカンク・ワークス(スカンクワークス)は5月3日(現地時間)、米空軍のフランク・ケンドール長官が「X-62A VISTA」に搭乗したことを発表した。「X-62A」は人工知能(AI)を搭載し、その自律機能を検証するためにF-16を改造した機体だ。ケンドール長官が「X-62 VISTA」に搭乗したのは去る5月2日のこと。カリフォルニア州エドワーズ空軍基地から離陸した。
 「X-62 A VISTA」のチームは1年未満でシステムに最初のライブAIエージェントをインストールすることに成功。これまでにAI対人間のパイロットによる初のドッグファイトの模擬戦に成功したほか、21回のテスト飛行で10万行を超える飛行ソフトウェアを更新したという。