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2024.05.07

WING

世界の航空旅客需要、3月は前年比13.8%増

 ウォルシュ事務局長、米国の新旅客保護規則に「うんざり」

 国際航空運送協会(IATA)は5月1日(ジュネーブ現地時間)、今年3月の世界の航空旅客市場に関するデータを公表した。それによると、旅客需要を表すRPKは対前年同月比13.8%伸びた。一方、座席供給量を表すASKも12.3%増加しており、搭乗率は1ポイント上昇した82.0%となった。
このうち国際線のRPKは18.9%増加。ASKも18.8%増加しており、搭乗率は0.1ポイント増えた81.6%だった。国内線のRPKはゼ年同月比6.6%増加しており、ASKが3.4%の伸びだったことから、搭乗率は2.5ポイント増の82.6%だった。
 IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は「需要は堅調だ。この状況は北半球の夏の旅行シーズンのピークまで続くとみられる」と話すなど、旺盛な旅客需要を歓迎した。