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2024.05.01

WING

コリンズエアロ、成田空港に新旅客処理システム「ARINC cMUSE」

 空港の運営効率向上、旅客の流れ改善効果など期待も

 RTX傘下のコリンズ・エアロスペースは、成田国際空港における旅客サービス改善業務を受注した。コリンズ・エアロスペースは共用旅客処理システム(CUPPS)の新システムとして、「ARINC cMUSE」を各旅客ターミナルに提供する。成田空港ではこれまで、既存の」「ARINC MUSE」を使用してきたが、各ターミナルが最新の旅客処理技術「ARINC cMUSE」へと段階的に移行することになる。
 コリンズ・エアロスペースによれば、契約締結は3月27日のことで、成田国際空港の3つある旅客ターミナルの全てで契約を締結したとしており、第1ターミナルと第2ターミナルは成田国際空港会社(NAA)と、第3ターミナルに関しては、入居する航空会社と直接契約を締結したことを交わしたことを明らかにした。

※写真=成田空港の各ターミナルが段階的に「ARINC cMUSE」へと移行する