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2024.04.30

WING

関空23年度、旅客数は125%増の2588万人に

国際線旅客1905万人、訪日客増でコロナ前86%
 
 関西エアポートがまとめた2023年度における関西国際空港の旅客数は、対前年度比125%増加した2588万4661人と、大きく前年度実績を上回って着地した。このうち国際線旅客数は271%増加した1905万7949人に。一方で国内線旅客数は7%増加した682万6712人となった。
 国際線旅客数のうち、日本人旅客数は245%伸びた394万317人で、外国人旅客数も277%増加した1501万1016人と、日本人、外国人旅客数ともに大幅に増やした。通過客も652%伸びた10万6616人だった。
 関西エアポートによれば、新型コロナパンデミック発生前の2019年度を「100」とすると、2020年度の関西空港国際線の旅客数は1%まで急落。翌21年度も1%水準に留まり、22年度になって23%まで回復した。2023年度に関しては、旺盛な訪日需要に後押しされるかたちで、2019年度の国際線旅客数の86%まで回復が進んだという。ちなみに、国内線に関しては102%に達しており、コロナ前を上回っている。