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2024.04.25

WING

壮観、12機のB-2スピリットが演習に勢ぞろい

 スピリット・ヴィジランス、続々と飛び立つB-2
 

 

 米空軍は第509爆撃航空団と第131爆撃航空団が去る4月15日に、ミズーリ州ホワイトマン空軍基地において、12機もの「B-2スピリット」ステルス爆撃機を「スピリット・ヴィジランス演習」に投入したことを明らかにし、続々と飛び立つ姿を公開した。
 米空軍が定期的に実施する「スピリット・ヴィジランス演習」は、航空兵力の訓練と即応態勢に重点を置いた演習だ。米国の抑止力を継続的に評価・強化するために計画・実施されている。
 B-2スピリットはノースロップ・グラマンが開発した全翼機型のステルス戦略爆撃機だ。もともと冷戦期に開発が進み、その初飛行は1989年7月17日だった。高価な機体でその生産機数は試作機を含めてわずか21機に留まっており、各機は愛称の「Spirit」の後に「Spirit of~」というかたちで、米国の各州がパーソナルネームとして付与されている。

 

※写真=スピリット・ヴィジランス演習に12機ものB-2スピリットが参加(提供:米空軍)

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