航空局、空港脱炭素化支援する補助金公募

　50年のカーボンニュートラルへ取組み推進

　国土交通省航空局は4月22日、政府挙げて脱炭素化に取り組む「2050 カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」に向けて、空港脱炭素化推進事業費補助金の公募開始を発表した。
　この補助金事業は国内の全空港を対象に、空港の脱炭素化を推進するために必要な設備導入とともに、脱炭素化推進のための課題解決を図る取組みについて、他空港への横展開を図れる先進的な事業などを補助するもの。
　対象となる取組みしては、（1）太陽光発電等の再エネ導入に関わる事業、（2）空港車両のEV・FCV化に必要なインフラ設備導入に関わる事業、（3）空港建築施設の省エネ化に関わる事業、（4）国産SAF活用のための受入施設導入に関わる事業としている。
　応募に当たっては関連資料を確認の上、今年6月13日までに事業計画などを提出する必要がある。応募できる事業者は、ジョイントベンチャー（JV）などを含む対象空港の空港管理者や、空港内事業者、その他民間事業者となっており、応募後にJVなどを設立予定の場合は、出資予定者の連名で応募する必要がある。
　関連資料については次のとおり。

※取組み（1）～（3）URL
https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku09_hh_000245.html

※取組み（4）URL
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk8_000012.html