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2024.04.22

WING

航空各社のGW予約、物価高・円安も国際線好調

 国内線は明暗、予約数が前年割れの会社も散見

 

 航空会社は4月19日、今年のゴールデンウィーク期間(4月27日~5月6日)の予約状況を一斉に発表した。物価の高騰、円安の進行など、市場環境には逆風も吹くが、一方で新型コロナウイルス感染症が5類へと引き下げられた初めてのゴールデンウィーク。人々の旅に出たいという欲求が勝るのか、4月19日現在の各社の予約状況はどうか―――。一言でいえば、「国際好調、国内は明暗」というところか。国際線は物価高・円安の環境下で需要の伸び悩みが懸念されたが、各社はしっかりと予約を伸ばすことに成功。前年をそれぞれ上回って推移した。
 一方、国内線の方といえば、どうやらそう上手くはいかないようだ。各社によってそれぞれだが、予約数が前年割れとなった会社が散見された。理由は供給を絞ったことが理由の一つとも捉えられるが、昨今の物価高の中にあって、需要に蓋が乗ってしまったという見方もできるところだ。

 

※写真=ANAのゴールデンウィーク予約は国際・国内線ともに好調だ

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