木原大臣、イラン攻撃で自衛隊機3機を国内待機

在イスラエル邦人輸送へ備え、迅速な活用へ

　木原稔防衛大臣は4月16日の閣議後会見で、イランが現地時間13日から14日未明にイスラエルへ攻撃を行ったことを受け、在イスラエル邦人等の輸送発生を見据えて、自衛隊機に国内で待機態勢を取らせていることを明かした。待機しているのはC-2輸送機2機と、KC-767空中給油・輸送機の合計3機。その上で、引き続き高い関心を持って情勢を注視するとして、関係省庁との連携によって情勢に応じて「本邦に待機しているこれらアセットを迅速に活用し、在留邦人等の安全の確保に万全を期していく」と述べた。