スカイポーツ、豪州で運航会社「ウィルバー・エア」設立

　Electra.Aero社製eSTOLを100機運航、更なる他機調達も

　バーティポート・ネットワークの構築を進めているSkyportz（スカイポーツ）が、将来的には電動・ハイブリッド機を運航する完全子会社「ウィルバー・エア」（Wilbur Air）を設立したことを明らかにした。
　同社の計画によれば、ウィルバー・エアは米国を拠点とするElectra.Aero（エレクトラ・エアロ）をパートナーとし、オーストラリア国内で100機のエレクトラ・エアロ社製の eSTOL機を運航する。ウィルバー・エアは、豪州国内各地に開発予定のスカイポーツのバーティポートに優先的にアクセスすることを検討する。
　また、スカイポーツの最高経営責任者（CEO）兼創設者で、ウィルバー・エアを立ち上げたクレム・ニュートン＝ブラウン氏によると、ウィルバー・エアとしては「先進エアモビリティへの移行を検討し、ウィルバー・エアブランドでの運航に興味を持つ既存の小型機チャーター会社やヘリコプター運航会社と、オーストラリア全土で業務提携を結ぶ予定」にあるなど、ジェネラル・アビエーションやヘリコプター運航を展開する企業と協力して「ウィルバー・エア」ブランドを豪州全土へ展開していく計画を明かした。

※画像＝バーティポートを展開してきたスカイポーツが運航会社を設立へ（提供：スカイポーツ）