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2024.04.15

WING

ルフト、新カンファレンス&ビジターセンター建設

 フランクフルトに整備、26年春オープンへ

 ルフトハンザ・グループが、フランクフルト空港のルフトハンザ航空センター(LAC)の近くに、新たなカンファレンス&ビジターセンターの建設を開始した。この新しい建屋はフランクフルトを拠点とする建築家AS+P Albert Speer + Partnerが設計。格納庫のような構造は、幅72メートル、高さ17.5メートル、長さ53メートル、延床面積は約3800平方メートルに及ぶ。そのグランドオープンは、ルフトハンザ創立100周年にあたる2026年春を予定しているとのことだ。
この新社屋は、2020年からフランクフルト・アム・マインの拠点で進められている統合プロセスの一環。同社グループでは、今年末までに他のオフィス・管理スペースを約6万平方メートル(約30%)削減する方針で、オフィススペースなどを集約していく。
 同社グループによれば、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの発生で、オフィススペースの使い方は一変したとのこと。新たな仕事の形態が重視されるようになり、ルフトハンザでも、事務スタッフが部門や部署を跨いだコラボレーションを行う機会が増えているという。