中部空港、学生と考案機内食をオンライン販売

　名古屋エアケータリング、修文学院高とタイアップ

　中部国際空港、名古屋エアケータリング、そして修文学院高等学校食物調理科の学生がタイアップして考案したオリジナル機内食を、セントレアオンラインショップ上で販売を開始した。
　この機内食は、中部国際空港で毎年開催されている「航空ファンミーティング」内の企画「夢の機内食コラボレーション～私たちが考えた機内食です～」で考案されたもの。空港で働く方の技術を地元の学生に還元し、将来的にはその学生が航空業界を支える人材になることを目指し、中部国際空港と名古屋エアケータリングが共同で、「食」について学んでいる学校と連携し、オリジナル機内食を商品化するという企画のなかで開発された。
　販売する商品は「おうちで機内食気分♪夢の機内食コラボレーション　メインディッシュ」。味噌きしめんグラタン2食分、白身魚と野菜の南蛮餡かけ2食分の計4食をパッケージとしたもの。価格は4500円（税込）。
　味噌きしめんグラタンは、名古屋名物のきしめんをグラタン風に仕上げた。岡崎市の味噌蔵が作った八丁味噌を使用している。
　一方の白身魚と南蛮餡かけは、白身魚のから揚げに自家製南蛮野菜餡をかけたもの。酢の酸っぱさがほとんど無く、食べやすく、多くの野菜を摂取できる食べ応えのある一品とした。

※画像＝地元高校生たちと協力して開発した夢の機内食。オンラインで販売する（提供：中部国際空港）