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2024.04.15

WING

英海軍空母「プリンス・オブ・ウェールズ」、来年日本寄港

 日米英3カ国で定期的に合同軍事演習実施

 英国防省は4月11日(現地時間)、英海軍空母「HMSプリンス・オブ・ウェールズ」を中心とした空母打撃群が、来年、日本に寄港する計画にあることを明らかにした。グラント・シャップス国防大臣が明かした。英海軍空母では、去る2021年に姉妹艦の「HMSクイーン・エリザベス」が寄港した実績がある。
 「HMSプリンス・オブ・ウェールズ」は2019年に就役した「クイーン・エリザベス」級空母。36機のF-35Bと12機の回転翼機、計48機を搭載する能力を持つ。
 英国防省は、中国の軍事力が急速に台頭し、南シナ海で強硬な姿勢をみせているほか、台湾海峡を窺うなど、安全保障環境に不穏な空気が流れていることを踏まえ、「英国、米国、日本は2025年から、インド太平洋地域の安全保障を強化し、各国の軍隊の共同作戦能力をさらに発展させるため、3カ国合同軍事演習を定期的に実施する」ことを表明した。