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2024.04.11

WING

ダエア、「Kodiak」の生産能力を拡大

 サンドポイントの組立能力増強へ

 ダエアは4月9日(現地時間)、アイダホ州サンドポイントにある同社の製造・最終組立施設において、「Kodiak 100」と「Kodiak 900」の生産能力増強を開始したことを明らかにした。
 ダエア航空機部門シニアバイスプレジデントのニコラス・シャベール氏は、「Kodiak」の生産能力増強について、「Kodiakは2023年に合計で18機生産したが、2024年は25機に増加する」ことを明らかにした。
 「Kodiak」は実用機として人気が高い機体だ。2019年にダエアが製品群を買収して以降も人気が高く、生産能力の拡大に踏み切った。とくに山火事対策や環境監視、法執行(警察機関)、医療搬送などといったマルチロールで需要が高く、個人所有者はもちろん、政府機関、特殊任務オペレーターに至るまで、幅広い顧客基盤が同機の需要を支えているという。