スターアライアンス、SAS脱退もスカンジナビアに月3700便超

　スターアライアンスは4月8日（現地時間）、スカンジナビア航空（SAS）が今年8月31日をもって同アライアンスを脱退することを受けて、スカンジナビア地域の利用者に引き続き、アライアンスメンバー各社が世界各地の国際都市と毎月3700便以上を結ぶ便を提供することを発表した。
　スターアライアンスメンバーだったスカンジナビア航空は経営再建を進めるなかで、エールフランスKLMグループからの支援を受けることが決定。同時に、加盟アライアンスを、エールフランスKLMグループが属するスカイチームへ移るとした。
　スウェーデン、デンマーク、ノルウェーから成るスカンジナビア地域では、地元航空会社のスカンジナビア航空が中心にスターアライアンスは人気を博してきたが、同航空がアライアンスを脱退することは痛いところ。