P＆W、北米テクノロジー・アクセラレータの詳細発表

　GTFのアディティブリペアなどMROに焦点

　プラット＆ホイットニーは4月9日（現地時間）、米国フロリダ州を拠点とする民間・軍用アフターマーケット・オペレーション・センター・オブ・エクセレンスとなる「北米テクノロジー・アクセラレータ」（NATA：North American Technology Accelerator）の詳細を発表した。
　NATAはMROネットワークをサポートする技術プログラムの開発と産業化のための専用フロアスペース、さまざまな設備、リソースを有する。
　フロリダにおけるアクセラレーター・プロジェクトは、コンプレッサーやファンの部品、ブレード、ケースなどの高度な修理、デジタル検査、適応処理、コーティングとマスキングを含む、材料の修復とプロセスの自動化に主眼を置く。これらの技術の利点は、低コスト化のほか、必要な材料量および環境への影響を低減することに寄与するほか、エンジンのターンタイムを短縮し、スループットを向上させ、顧客に新たな価値を提供することになるという。