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2024.04.04

WING

JAL、2月の国際線約3割増、アジア・リゾート好調

 国内旅客は15.4%増、8割近い利用率に

 日本航空(JAL)は2月の輸送実績をまとめ、JALおよびJTAによる国際線旅客数が前年同月比29.1%増の53万5290人になり、国内線ではJAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RACによる旅客数が15.4%増の274万9501人となった。国際線は好調なインバウンドが需要をけん引し、前年同月を3割近く上回った。国内線も堅調で前年同月を上回った。
 国際線旅客は着実な回復を見せ、前年よりも3割近く伸びた。利用率は76.2%と8割近い水準を維持した。需要を示すRPKでは20.1%増の28億4734万9千人キロで、供給を示すASKが11.5%増の37億3721万2千座席キロとなった。方面別では旅客が軒並み増えており、特に欧州やアジア、リゾート路線が大幅に旅客が増え、欧州線は26.2%増の3万8880人で、東南アジア線が13.6%増の22万5822人、ハワイ・グアム線が100.9%増の5万3374人になった。またウインタースポーツ需要で冬期に人気のオセアニア線は旅客が9.9%増の1万4667人となった。中国線は2月に春節があった影響などがあり、旅客が430.9%増の6万3678人になった。