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2024.04.04

WING

JAL機が機体動揺でCA4人負傷、航空事故に

 国土交通省は4月2日、日本航空(JAL)の国際線787-8型機(JA843J)が飛行中の動揺で客室乗務員4人が負傷したことを発表した。3人は捻挫の軽傷だったが、1人は右下腿骨折の重傷であり、航空事故に認定して事故調査を開始した。
 事故が発生したのは4月1日15時30分ごろ、成田国際空港の南東約150キロメートル、高度約5200メートルの地点だった。JAL774便として4月1日6時34分にメルボルンを離陸し、成田空港へ向けて飛行していたところ、前述の地点で機体が動揺し、客室乗務員4人が負傷した。同機はそのまま飛行を続け、16時4分に成田空港へ到着した。搭乗していたのは乗務員11人と乗客146人の合計157人だった。
 また運輸安全委員会は、航空事故調査のため、3人を担当調査官に指名した。