ルフトハンザ、環境優しい「グリーン運賃」利用広がる

　平均3％の旅客が利用、ビジネスクラスは平均11％

　環境意識の高い欧州では、「サステナブルなフライト」を選択する人が少なくないようだ―――。ルフトハンザ・グループが明らかにしたところによれば、同社グループが新運賃「グリーン運賃」を導入して1年で、すでに100万人以上の旅客が「グリーン運賃」を選択したとのこと。新運賃導入から1年で平均3％の旅客がこの運賃を利用し、より持続可能な空の旅を選択したという。
　「グリーン運賃」はルフトハンザのほか、グループ傘下のオーストリア航空、ブリュッセル航空、スイスインターナショナルエアラインズ、エーデルワイス航空、ディスカバーエアラインズ、エア ドロミティーが、欧州域内およびモロッコ、アルジェリア、チュニジアへ運航する年間73万便以上のフライトに設定している運賃だ。昨年11月から一部の長距離線でも試行運用を開始した。