南紀白浜空港、落下物・ドローン検知で映像解析技術実証

　富士フイルム・NEC・日立製作所が参画

　南紀白浜エアポート、富士フイルム、日本電気（NEC）、そして日立製作所は1月11日、南紀白浜空港の滑走路および周辺空域において、映像解析技術を用いて落下物やドローンなどの検知を行う実証実験をスタートすることを発表した。今年度いっぱいかけて実証実験を行う計画だ。
　この実験では、富士フイルムのレンズ一体型遠望カメラ「SXシリーズ」を用いて、滑走路および周辺空域を撮影。その映像データをNECと日立が解析し、落下物やドローンなどを検知する。障害物を効率的に発見し、空港保安業務の省力化および高度化を図ることが狙いだ。

※画像＝映像解析技術を用いて落下物やドローンを検知（提供：南紀白浜エアポート、富士フイルム、NEC、日立製作所）