三菱地所、バリ・ングラ・ライ空港近くにアウトレットモール

　総事業費145億円、26年春開業、150店舗が入居計画

　三菱地所は、インドネシア・バリ島のバリ・ングラ・ライ国際空港近くに、ラグジュアリーアウトレットモール事業「（仮称）The Grand Outlet – Kura Kura Bali」の開発に着手する。
　同事業は複合型リゾート開発を手掛けるPT Bali Turtle Island Developmentと共同で展開するもので、その総事業費は約145億円にのぼる。
　アウトレットモールの敷地面積は約4万7000平米、約150店舗（店舗面積約2万9000平米が入居し、故奥祭的なブランドからローカルブランドまで、さまざまな店舗が軒を並べることになる。
　この計画はジャカルタで今年12月に開業した「TheGrand Outlet – East Jakarta」に続くインドネシアにおける第2弾プロジェクトで、バリ島では初の大規模ラグジュアリーアウトレットとなる。その着工は2024年を計画しており、開業は2026年春頃となる見込みだ。
　「（仮称）The Grand Outlet -Kura Kura Bali」は、インドネシアの著名な観光地でもあるバリ島、バリ・ングラ・ライ国際空港から車で約15分のスランガン島内の複合型リゾート開発エリア「クラクラ・バリ」内に位置する。
このエリアは観光分野での経済特区エリア（KEK）として承認され、マリーナ建設とリゾート開発で、今後30年間に104.4兆ルピア(約950億円)の投資と約10万人の雇用創出を目指しており、今後のバリの新経済圏を担うエリアとして期待が寄せられているという。

※画像＝バリ・ングラ・ライ国際空港から車で15分の距離にラグジュアリーアウトレット整備へ（提供：三菱地所）