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ラファエル、新CEOにタージュマン氏
ラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズ社は12月6日(現地時間)、ヨアヴ・タージュマン氏を最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表した。8年以上、同社のCEOを務めたヨアヴ・ハーヴェン退役少将退役の後任となる。
この決定は同社の調査委員会の推薦に基づくもので、取締役会が全会一致でタージュマン氏を選出した。同社はこの人事について、任命委員会、防衛大臣、政府系企業を担当する地域協力大臣の承認を待っているとした。
※写真=ラファエルのCEOに就任するヨアヴ・タージュマン氏(提供:ラファエル)
ヨアヴ・タージュマン氏は、イスラエル海軍で25年間に亘って各所で指揮官や幕僚を務め、大佐として退役した。兵役後、航空宇宙業界に入り、当初は「アロー」プログラムを指揮し、後にMLM施設を管理した。2018年からは 「Elta」のCEOを務めてきた人物だ。テルアビブ大学で電気工学の学士号と修士号を取得。さらにハイファ大学とバー・イラン大学でも学位を取得した。
ラファエルのユヴァル・スタイニッツ会長はタージュマン氏のCEO内定を歓迎。「タージュマン氏は、ラファエルを率いるに十分な資質を備えている。これからの課題と目標達成に向けて十分な経験、能力、スキルを有している」との見解を示した。