東京・日本橋でアジア最大級の宇宙イベント開幕

　クロスユー中須賀理事長、「交流から共創へ」

　アジア最大級の宇宙ビジネスイベントである「NIHONBASHI SPACE WEEK2023」が11月27日、東京・日本橋地区で開幕した。来月１日まで開催される同イベントには、54社・団体が出展。5日間合計で計20以上の宇宙関連のイベントを開催するほか、日本橋エリアで交流会も開かれる。
　昨年開催したイベントには延べ7000名が参加。3回目となる今年は、日本橋を拠点に今年4月に本格始動した一般社団法人クロスユーが主催することになり、昨年から開催規模を2倍以上に拡大した。クロスユー会員をはじめ、非宇宙企業やスタートアップなど、国内外91社・団体、150名以上が登壇する予定だ。
　クロスユーの中須賀理事長はオープニングイベントにおいて、クロスユーが今年4月に本格始動を開始してから「8カ月で200を超える産学官のプレイヤーが会員となった」ことに言及した。このクロスユーは宇宙産業のオープンイノベーションを推進しており、宇宙ビジネス拡大に向けた共創のためのプラットフォームとして立ち上げられており、200以上の会員のうち、約7割が非宇宙系企業であるとした。