空港施設第2四半期決算、営業利益6.6％増

　連結予想で上方修正、ノンアセット取組み強化

　空港施設は2024年3月期第2四半期決算（2023年4月1日～9月30日）を発表し、売上高が前年同期比3.1％増の131億1400万円になり、営業利益が6.6％増の19億2600万円、経常利益が14.2％増の19億4100万円で、四半期純利益が4.2％減の12億4100万円となった。
　同社は今年2月に賃貸用ホテルと事務所ビルを売却した影響が売上げの減少要因となったが、給排水使用量の回復傾向が続いたため売上高が前期を上回った。利益面では航空機リースファンドによる匿名組合等投資利益の計上や、諸工事の撤去費用引当金繰入額の減少などが増益要因となった。また四半期純利益については、前年度に特別利益として法人税および消費税の修正申告に伴う還付消費税等が計上され、その反動で減益となった。