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2023.10.31

WING

航空輸送サービス、4-6月は旅客収入4割増

 人員増加と単価1.54%増、需要拡大が顕著に

 国土交通省航空局は10月27日、2023年4~6月の航空輸送サービス情報を発表した。この情報は、特定本邦航空運送事業者10社による国内線輸送に関する情報。この期間の合計の輸送人員は前年同期比39.24%増の2449万315人で、輸送人キロが39.1%増の233億3919万1千人キロとなった。旅客収入は41.37%増の3226億3100万円になり、単価に相当する輸送人員当たりの旅客収入が1.54%増の1万3200円に、イールドに相当する輸送人キロ当たりでは1.47%増の13.8円となった。
 対象の航空会社は、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、スカイマーク(SKY)、エアドゥ(ADO)、ソラシドエア(SNJ)、スターフライヤー(SFJ)、ピーチ・アビエーション(APJ)、ジェットスター・ジャパン(JJP)、スプリング・ジャパン(SJO)の10社。コロナ禍から回復して輸送人員が大幅に増加するとともに、単価・イールドとも前年同期を上回り、旺盛な航空需要を物語るかたちとなった。