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2023.10.31

WING

米、広島原爆24倍の核出力持つ核爆弾派生型開発

 中露の高まる脅威、安全保障環境変化に対応

 米国防省は10月27日(現地時間)、米国議会の承認と予算計上を待って、B61核重力爆弾の最新派生型となる「B61-13」の開発に着手することを明らかにした。
 「B61-13」は、米エネルギー省国家核安全保障局(NNSA)が製造する計画で、国防省はNNSAと協力する。今回の決定は、2022年の核態勢見直しで示されたように、中国やロシアによる脅威が増すなど、急速に変化する安全保障環境の要求に応えるものであることを強調した。

※画像=米国防省はB61-13の開発に踏み切る方針を固めた。画像はB61-12(提供:NNSA)