みずほ銀・三菱UFJ銀、センシンロボティクスに出資

　みずほ銀行、三菱UFJ銀行は10月27日、産業用ドローンやカメラ、スマートデバイス等を活用した業務ソリューションを展開するセンシンロボティクスに出資したことを発表した。この出資は両行ともにENEOSホールディングスとの価値共創を目的とする出資だとしている。
　センシンロボティクスは、豊富なプロジェクト実績で得られたデータやノウハウに裏打ちされたAIを活用し、「データ取得」「分析」「レポート化」に至るソリューションを提供しており、設備点検・災害対策・警備監視・現場管理などにおいて、「労働力不足・ミス防止・安全性の向上・時間短縮・コスト削減」や災害発生時の対応などを可能にする技術・サービスの開発を進めている。
　そうしたなかENEOSは、センシンロボティクスと業務提携を締結しており、自社のプラント点検を効率化する技術の共同開発を進めているほか、ドローンなどのロボティクス技術を活用することで、業務を効率化する新規事業の創出・社会実装を目指しているところ。