中国「山東」ら5隻が宮古島沖へ、戦闘機など発着

　統合幕僚監部は10月28日、中国のクズネツォフ級空母「山東」（艦番号17）含む艦艇5隻を沖縄県宮古島沖で確認し、さらに同空母から艦載戦闘機および艦載ヘリによる発着艦が行われたことを発表した。
　中国艦艇を確認したのは当日午前7時ごろで、宮古島南沖約460キロの海域を「山東」のほか、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦（艦番号164および173）、ジャンカイII級フリゲート（艦番号536および570）の計5隻が航行していた。
　この中国艦艇に対し、防衛省・自衛隊では海上自衛隊第4護衛隊（呉）の護衛艦「さざなみ」が警戒監視・情報収集を行った。

※写真・図＝中国「山東」から戦闘機などの発着艦を確認した（提供:統合幕僚監部）