エアバス、航空機構造輸送船を風力補助推進のRORO船に

　全3隻を更新へ、2026年から就役スタート

　エアバスは10月25日（仏トゥールーズ現地時間）、欧米の生産拠点間で航空機のサブアセンブリーを輸送するチャーター船を、風力アシスト推進を活用した低排出ロールオン／ロールオフ船（RORO船）に、3隻すべてを刷新する方針を明らかにした。
　エアバスは、船主であるルイ・ドレフュス・アルマトゥール（Louis Dreyfus Armateurs）に対して、2026年の就役開始に向けて、高効率のRORO船の建造・所有・運航を委託した。
　エアバスによれば、フランスのサン・ナゼールとアラバマ州モービルの単通路機最終組立ラインとの間で、航空機のサブアセンブリーを輸送する船を順次更新していくとのこと。

※この記事の概要
・どんな船を建造するのか？
・高いCO2排出削減効果　など