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2023.10.24

WING

ドイツ、産学界連携で合成燃料の研究協力合意

 ルフトハンザやエアバス、DLRらが協力

 

 ルフトハンザドイツ航空、ドイツ航空宇宙センター(DLR)、エアバス、フルハーフェン・ミュンヘン、MTUエアロエンジンズの代表者がベルリンにおいて、Power-to-Liquid(PtL)プロセスの合成燃料に関する広範な研究協力に関する意向書(LOI)に調印した。PtLは次世代の持続可能な航空燃料(SAF)の一つと考えられており、調印に臨んだ各社は持続可能な航空の未来構築に向けて協力を深める方針だ。
 現在は入手が困難な生物起源残渣からのSAFに加え、PtLプロセスを確立していくことは、環境適合性はもちろん、規模の観点からみてもメリットは大きい。これは電気や水、大気中のCO2を利用して合成ガスを作り、そこからSAFを製造することができるため。

 

※写真=合成燃料の実装に向けてドイツ産学界が協力(提供:ルフトハンザドイツ航空)

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