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2023.10.24

WING

エミレーツ、バティックエア・マレーシアとコードシェア協定

 

 

 マレーシア国内5都市・東南ア3地点でコードシェア

 エミレーツ航空とバティックエア・マレーシアは10月23日(現地時間)、コードシェア協定を締結したことを発表した。これによりエミレーツ航空の旅客は、クアラルンプール国際空港(KLIA)を経由して、バティックエアが運航するマレーシア国内5都市および東南アジア地域3地点にアクセスできるようになる。
 具体的にはペナン、クチン、コタキナバル、ランカウイ、ジョホールバル、デンパサール、ジャカルタ、シンガポール行きのバティックエア運航便に対してエミレーツ航空のコードを付与することになり、1枚の航空券で新たな目的地に乗り継ぐことができるシームレスな旅行体験を提供する。さらに、エミレーツ航空の旅客は、最終目的地に向かう前にクアラルンプールでストップオーバーすることも可能になることを明かした。

 

※写真=エミレーツ航空とバティックエア・マレーシアがコードシェア提携(提供:エミレーツ航空)
 両社のコードシェア協定締結に際して、マレーシア運輸省のトゥアン・アンソニー・ロケ大臣が発表会に出席。両社の戦略的パートナーシップを歓迎。さらに、エミレーツ航空のコマーシャル・オペレーションズ担当シニアバイスプレジデントのオルハン・アッバス氏は今回の提携に際して、「マレーシアは当社の極東ネットワークにおいて重要な市場だ。お客様に新しくエキサイティングな目的地へのネットワーク接続性を高め、より多くの選択肢を提供できることを嬉しく思う」とコメント。「この提携により、当社のネットワークは世界1490都市以上に拡大する。パートナーのバティックエアと緊密に協力し、旅行者の皆様により良い選択肢と便利な体験を提供できることを楽しみにしている」として、両社のコードシェア提携によるシナジーに期待を寄せた。
 一方、バティックエアのグループ・ストラテジック・ディレクターであるダトゥク・チャンドラン・ラマ・ムティ氏は、「この取り組みによりバティックエアのネットワーク接続性が強化されるだけでなく、エミレーツ航空の旅行者にマレーシアと東南アジアの魅力的な新しい目的地を探索する機会を提供することができる」と述べた。
 なお、エミレーツ航空は1996年からマレーシアに就航しており、現在は777型機とA380を活用して、クアラルンプールに週21便を運航している。