防衛装備庁、海自艦艇でレールガン射撃試験に成功

　極超音速ミサイル対抗、秒速2200m超で弾丸発射

　防衛装備庁は海上自衛隊と連携して、艦艇に搭載したレールガンの洋上射撃試験を実施したことを、去る10月17日に「X」（旧Twitter）上で明らかにした。同庁によれば、艦艇に搭載したレールガンの洋上射撃試験は世界で初めてのこと。
　ロシアや中国が配備を進める極超音速ミサイルといった新たな脅威には、従来装備品で対処することは困難だ。こうした極超音速ミサイルへの対処のほか、敵艦艇や地上目標に対して遠距離からいち早く打撃を加える手段として、防衛装備庁はレールガンの研究開発を進めてきた。

※この記事の概要
・防衛装備庁が進めたこれまでのレールガン研究 　など