セコム、新セキュリティドローン「セコムドローンXX」開発

　AI活用や飛行時間・速度向上、赤外線カメラで悪天候・夜間監視も

　セコムは10月17日、AIを活用して巡回・侵入監視を行うセキュリティドローン「セコムドローンXX（ダブルエックス）」を開発したことを発表した。2024年春の販売開始を予定している。
　少子高齢化による深刻な人手不足に直面しているなか、セキュリティー業界もまた然り。そうしたなかセコムは去る2015年12月、敷地内への侵入があった際に不審者を自律飛行で追跡し、その映像をセコムのコントロールセンターに送信して迅速・的確な対応につなげる、民間防犯用として世界初の「セコムドローン」を実用化することに成功した。契約先の敷地内において、レベル3飛行による商用サービスを日本で初めて実現し、約8年間に亘って運用実績・ノウハウを積み上げてきたという。

※写真＝新開発のセコムドローンXX。大幅に性能が向上した（提供：セコム）