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2023.10.17

WING

AirJapan、初の運航乗務職キャリア採用開始

 ANAとエアージャパンの「二刀流」に挑戦

 ANAグループの第3ブランドであるAirJapan(エアージャパン)は10月16日、運航乗務職(機長)のキャリア採用を開始したことを発表した。募集人員は若干名だ。
 同社によれば、エアージャパンとして運航乗務職のキャリア採用を実施したことは、これが初めて。グローバルな視点と専門性を備え、ANAとエアージャパンの両ブランドによる「二刀流運航」に挑戦したいという人を歓迎するとしている。
 入社後の訓練中は有期契約社員とし、機長資格発令後に正社員となる。正社員の定年は60歳で、それ以降65歳までは契約社員(1年更新)となる。
 募集期間は11月15日まで、2024年3月以降、会社が指定する時期に入社することになる。
 エアージャパンは来年2月9日から、まずは成田-バンコク線を皮切りに運航を開始する計画だ。成田-バンコク線は787-8型機(全席エコノミークラス:324席)を用いて運航し、2025年度には6機体制を構築することを目指す。成田空港のほか、関西空港にも展開する予定で、ターゲットとする就航地は7時間前後のフライトとなる中距離の東南アジアなど。当面は高需要路線を中心に就航していく予定で、旅客の約7割がインバウンドになる見込みだ。

※写真=第3ブランドとして来年2月に就航するAirJapan初の運航乗務職のキャリア採用を開始