エアバス、イージージェットとDACCSで契約締結

　エアバスは10月9日（現地時間）、イージージェットとの間で、CO2を直接回収・貯留技術「DACCS」を利用した「Airbus Carbon Capture Offer」契約を締結したことを発表した。イージージェットは、同契約を締結した世界初の航空会社となった。
　DACCS技術は、高出力の抽出ファンを使用して、空気から直接CO2をろ過・除去する。大気中から回収したCO2は、地下に安全かつ恒久的に貯蔵する。航空機の運航中に大気中に放出されるCO2を直接除去することはできないが、DACCSを活用することで、大気中から同量のCO2を回収。炭素クレジットを生成する。

※写真＝エアバスとイージージェットがDACCSで契約締結。大気中からCO2を直接回収し地下に貯留することで温暖化対策に貢献（提供：エアバス）