航空局、羽田で無人運転車両の実証実験

　国土交通省航空局は8月29日、無人運転車両の交差点走行を想定した実証実験実施のため、実証実験実施者の募集を開始した。2025年の空港制限区域内での自動運転レベル4相当を導入することで、空港の地上支援業務における労働力不足に対応する。応募期間は9月12日までとなっており、希望事業者は公募要領から応募することができる。
　これまで官民が連携しながら、省力化・自動化に取り組んできた。今年度は羽田空港の制限区域内で無人運転車両による交差点走行を想定した実証実験を行い、有人運転車両および無人運転車両が混在する中で、交差点走行の円滑性、安全性、信号設備の有効性、運用方法などの課題抽出を行うとしている。