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2023.08.28

WING

空港グランドハンドリング協会発足、共通課題解決へ

 人手不足、就労環境改善、課題は山積み

 空港グランドハンドリング業界の人材不足など、さまざまな共通課題を解決するために、空港グランドハンドリングに携わる国内50社(正会員:46社=従業員数3万1886名、特別会員4社)が8月25日、「空港グランドハンドリング協会」を立ち上げた。
 空港機能を維持・発展していくためには、空港グランドハンドリングが不可欠。その事業基盤がコロナ禍で大きく揺らいでおり、その立て直しが喫緊の課題となっている。
 空港グランドハンドリング協会の会長には、ANAエアポート・サービスの小山田亜希子社長が就任。同日、記者会見に臨んだ小山田会長は「グランドハンドリング業界は、社会の認知度がさほど高くはない」と前置きしながら、「今般、航空事業と(空港グランドハンドリング事業を)区分けした形で協会が設立されたことは、大きな意味を持つ」と話した。

※この記事の概要
・なぜ、空港グランドハンドリング協会は発足したのか?
・航空連合、協会立上げを歓迎
 対話・連携して課題解決や就労環境改善へ など