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2023.08.28

WING

豪州が航空機12度目の「瀬取り」警戒監視

 嘉手納飛行場使用、P-8が9月半ばまで活動

 防衛省は8月25日、北朝鮮籍船舶による「瀬取り」などの警戒監視について、オーストラリアのP-8哨戒機が9月中旬まで行うことを発表した。国連軍地位協定に基づき、在日米軍嘉手納飛行場を使用するとして、豪州の航空機による警戒監視が2018年以降12度目になるとした。
 北朝鮮籍船舶の監視は、日本だけでなく同盟国および関係各国も参加するかたちで行っており、日本として国際社会が団結する同取組みを歓迎する考えを示した。
 そのため防衛省の海上自衛隊では、国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、関係国と緊密に協力していくこととした。

※写真=嘉手納飛行場を使って豪州P-8哨戒機が「瀬取り」などを監視(提供:防衛省/豪州国防省)