記事検索はこちらで→
2023.06.26

WING

SUBARU、8月から半田工場で777X中央翼生産再開へ

 SUBARU航空宇宙カンパニーの半田工場(愛知県・半田市)では、今年8月から777Xの中央翼の生産を再開する方針を固めた。
 同社はコロナ前に大規模投資を行って777X中央翼を製造する最新鋭の53棟を半田工場内に整備。新型コロナパンデミックの影響で生産がストップしていたが、その生産をいよいよ再開する。これに先立って、宇都宮製作所でも777Xの部品生産を再開済みだ。
 また、半田工場では今年5月、累計製造・出荷機数が、3000機分に達するという大きなマイルストーンを達成した。
 中央翼は航空機の心臓部と呼ばれるほど、高い強度と高品質が求められる重要なキーコンポーネント。中央翼に主翼や胴体、あるいは降着装置など、あらゆる部位が取り付けられることから、細部に当たって精密な精度が要求されるなど、高い技術力が求められる。

※この記事の概要
 中央翼製造数が累計3000機を達成