記事検索はこちらで→
2023.06.01

WING

京急電鉄小児運賃、全区間均一75円に、空港線は100円

京急バスも一律100円、沿線の持続的発展へ

 京浜急行電鉄(京急電鉄)と京浜急行バスは、今秋、それぞれ実施予定の運賃改定により、小児IC均一運賃を導入する。これにより京急電鉄はICカード乗車券利用時の小児普通旅客運賃を全区間均一で75円(大人初乗り運賃の半額)とすることを決めた。ただし、羽田空港にアクセスする空港線に関しては、加算運賃25円が別途徴収するため、計100円となる。
 一方、京急バスは小児用ICカード乗車券利用時の小児普通旅客運賃を全区間均一で100円とする方針だ。
 小児運賃を一律割安な設定として、沿線に子育て世代を呼び込む戦略は鉄道事業者の間で広がりをみせている。少子高齢化・人口減少の社会構造が進行するなか、子育て世代を沿線に呼び込むことで、活力ある沿線の維持・発展を模索することが、基本戦略となりつつあるようだ。

※この記事の概要
三浦半島への旅も大幅安に!
・家族4名で2428円安く