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日本空港ビル決算、旅客回復で増収も3年連続赤字
国際旅客急増、第4四半期でコロナ禍前の7割に
日本空港ビルデングの2023年3月期決算(2022年4月1日~2023年3月31日)は、羽田空港の旅客が回復に向かったため、全セグメントで売上が増加し、営業収益が前期比98.1%増の1130億5000万円となった。損益面では資源価格高騰で水道光熱費が増加した一方で、売上増加と併せてコスト削減を堅持したため赤字幅が縮小。営業損失が105億7900円(前期412億5500万円損)、経常損失が120億6400万円(前期438億6100万円損)、当期純損失が39億100万円(前期252億1700万円損)となった。
※写真=羽田空港の旅客が回復したが日本空港ビルデングは3年連続で赤字を計上した。次期の予想では国際旅客もコロナ禍前近くまで回復し、4年ぶりの黒字化を見込む
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