東京モノレール、25年ぶりに運賃値上げへ

　来年3月改定予定、平均改定率は11.5％

　東京モノレールは3月17日、2024年3月に運賃を値上げするべく、国土交通大臣宛に鉄道旅客運賃の変更認可申請を行った。東京モノレールによる運賃変更許可申請は、1999年の改定以来、実に25年ぶり（消費税率変更を除く）。平均改定率は11.5％で、ICカード利用の初乗り運賃は157円から177円、IC利用ではない10円単位の運賃の場合、160円から180円に引き上げられる見込み。
　新型コロナパンデミックの影響でリモートワークなど、新たな生活様式が根付き、鉄道各社は利用者減少に苦しむ。そこにエネルギーや物価上昇の波が加わっている。