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2022.12.22

ウイングトラベル

★国際交流早期回復へ航空便復便の働きかけ強化

 和田観光庁長官「業界の声に耳傾け戦略的に検討」

 

 観光庁の和田浩一長官は12月21日に行った業界紙会見で訪日インバウンド・アウトバウンド双方の観光需要の早期回復に向け国際線の復便促進に向けた取り組みを一段と加速させていく考えを示した。和田長官は訪日インバウンド促進に向けて実施している日本政府観光局(JNTO)と航空会社による共同広告への取り組みに加えて、業界関係者との意見を聞いた上で「戦略的に考えていきたい」とした。10月の水際緩和以降訪日外国人訪問客数が増加。中国以外の地域からの訪問者はコロナ前の約5割の水準まで回復。さらに日本人海外旅行需要のさらなる喚起を図っていく上でも航空座席供給数の上積みが不可欠であることから「今後、よく議論をして何をしていくのが良いのかしっかりと考えていきたい」と述べた。

 

 訪日外客数、中国除きコロナ前の約5割まで回復
 アウトバウンドと一体で回復スピード加速へ