★ジェイバ、レンタカー2社の日本総代理店へ

バジェットとAVIS、来年新システム導入予定

　株式会社ジェイバは、バジェット・レンタカーに加え、新たにAVIS（エイビス）レンタカーの総代理店となったことに伴い、メディア向け懇親会を実施した。来年には2社のレンタカーの予約手配が可能な新システムを導入する予定だ。

　AVISレンタカーは1946年に誕生。主にコーポレート需要に応じたレンタカー業務を展開。一方、バジェット・レンタカーは1958年に誕生し、主にレジャー需要に応える。現在は、エイビス・バジェット・グループとして、AVISレンタカーは世界6500か所、バジェットは2700か所と、両社で約9200か所と幅広いネットワークを持つ。

　ジェイバは、1996年より約13年間バジェット・レンタカーの総代理店を務め、その後2009年からはいったんその業務から離れたが、2019年より再び海外旅行者向けの日本総代理店に任命された。

※写真＝左から、根本裕美氏、市川裕美氏、森澤和枝氏、ルノン ブサ アドリアン氏、砂原信夫氏

　AVISレンタカーについては、今年９月に前総代理店の株式会社オーバーシーズ・トラベルから総代理店業務を引き継ぎ、予約や問い合わせ対応、カスタマー・サービス・サポートを担っている。これにより、ジェイバは日本市場におけるエイビス・バジェット・グループの両ブランドの総代理店となっている。

　AVISレンタカーのジェネラルマネージャーには根本裕美氏が就任。1997年にジェイバに入社し、バジェット・レンタカーの担当経験を持つ。約6年前に退職したものの、このほどジェイバがAVISレンタカーの総代理店として任命されたのに伴い、ジェネラルマネージャーとして復帰した。 　根本氏は「現在新しいダイナミックシステムを構築中。来年以降大きく海外需要が動くことを見据え準備を進めている。オンラインで便利に利用できるよう業界の皆様にご案内したい」と挨拶した。

　またバジェット・レンタカーのジェネラルマネージャー砂原信夫氏は、「AVISレンタカーと一緒に業務を進めることで、効率的なプロモーションができることも多い。年明けには新しいシステムがお披露目できると思うので、ぜひ業界のみなさまに活用して頂きたい」と語った。