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2022.12.05

WING

ノースロップ、 第6世代戦略爆撃機B-21「レイダー」公開

30年以上ぶりの新戦略爆撃誕生、米核戦略の3本柱の1柱に

 ノースロップ・グラマンと米空軍は12月2日(パームデール現地時間)、第6世代のステルス戦略爆撃機B-21「レイダー」を初公開した。世界情勢が不安定になるなか、同機は米国の核戦略の3本柱のうちの1柱を担うことになる。現在、米国カリフォルニア州パームデールのノースロップ・グラマン社の工場で 6 機の B-21 が最終組み立てと試験の段階にあるという。
「レイダー」はB-1およびB-2の更新およびB-52を補完するために誕生した新たな戦略爆撃機。新型爆撃機の誕生は、実に30年以上ぶりのこと。米空軍およびノースロップ・グラマンが獲得した過去30年に亘る打撃力、ステルス技術の粋を結集して誕生した。

※この記事の概要
 名前の由来は「ドーリットル隊」
 かつての搭乗員・家族も式典参加
 オースティン長官、「米国流の抑止力を体現」
 ステルス技術、オープン・アーキテクチャなど適用
 デジタル爆撃機、デジタル・ツインも活用  など