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2022.12.01

WING

エアバス、トゥールーズ空港に水素旅客機向け液水補給施設

 2025年運用開始へ、アリアンが液水充填システム設計など

 エアバスは11月30日(仏現地時間)、アリアングループと共同で、トゥールーズ・ブラニャック空港に、エアバスが2020年9月に発表した水素旅客機コンセプト「ZEROe」向けの液体水素補給施設を共同で建設することを表明した。エアバスはこの施設について、2025年に運用を開始する予定にあることを明らかにした。ちなみにアリアングループは、アリアンロケットの打上げサービスを通じ、液体水素の扱いに豊富な知見と実績を有している。
 アリアングループは、エアバスの「ZEROe」実証機に必要な液体水素充填システムの設計、製造、運用サポートを行い、2020年代半ばに開始予定の地上・飛行試験キャンペーンを支援する。

※この記事の概要
トゥールーズ空港で水素ステーション最終検証
来年初頭から地上車両50台分、水素航空機実現への布石 など