★JAL、機内食事前キャンセルを全国際線で展開

　1食ごとに給食事業へ寄付、不要廃棄削減へ

　日本航空（JAL）は12月から国際線全路線で、不要な機内食を事前にキャンセルできる「JAL Ethical Choice Meal Skip Option」を展開する。キャンセル分の機内食の費用は、1食ごとに寄付金として開発途上国の子どもたちの学校給食事業に充てることになる。
　これはサステナブルな取組みとして、不要な食品の廃棄を削減することが目的。2020年11月からバンコク線で開始し、それ以来東南アジアや東アジア路線を中心に展開してきたが、今後全路線で展開することで不要な機内食の搭載を避けることができるため、SDGs達成に一層貢献できることになる。また深夜便では機内で休みたい人が多く、過ごし方を選択できることでサービス品質の向上にもつながることになる。