★NAA中間決算、3期連続赤字も利用者増え回復

　田村社長「着実に上向き」コスト抑え改善へ

　成田国際空港会社（NAA）の田村明比古社長は11月24日の会見で、今年度上半期（2022年4月1日〜9月30日）の中間連結決算が3期続けて赤字になったと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で低調だったものの、営業収益が前年同期比32.7％増の531億円で2期連続増収となり、取扱量の増加に伴って営業費用が13.7％増の702億円となった。そのため営業損失が前期より46億円改善した170億円、経常損失が42億円改善した178億円、純損失が44億円改善した185億円となった。