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2022.10.13

ウイングトラベル

★阪急交通社8月実績、国内旅行の回復が下支え

 総取扱額は前年比4.5倍、19年比3割の78億円

 

 阪急交通社が発表した8月の旅行概況によると、総取扱額は前年同月比447.8%増、コロナ前の19年同月比70.6%減の78億1100万円だった。内訳は、海外旅行が19年比98.1%減の3億1300万円、国内旅行が同26.8%減の74億7600万円、外国人旅行が同90.5%減の2100万円。国内旅行の回復が業績を支え、海外旅行はコロナ前には到底及ばないものの、消失状態だった前年と比べれば大きく上向いた。
 海外旅行は、夏休みを利用した語学研修や短期留学など、渡航目的の明確な手配旅行が活発に動いた。募集型企画旅行はハワイを中心とした滞在型フリープランが好転したが、欧州をはじめとする周遊型旅行の需要が季節の良い秋以降ということもあり、本格的な集客には至ラなかったとしている。