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2022.09.28

WING

《空の日特別寄稿》 東京国際空港の近況  

東京国際空港長 高橋広治

 東京国際空港(羽田空港)は、コロナ前の2019年に総旅客数が過去最高の8740万人を記録し、世界でも5番目に利用者数の多い、首都東京のみならず日本の玄関口としての役割を担っています。
 近年は都心に近い強みを生かして国際線ネットワークも拡大し、2020年夏ダイヤでは55路線を予定していました。その後2020年初めに発生した新型コロナウイルスの影響により、国際線の新規就航延期や国内線・国際線の旅客数の大幅な減少に直面しましたが、2022年8月時点で国内線旅客数がコロナ禍前に比べて7割強、国際線旅客数が4分の1程度まで回復してきました。