記事検索はこちらで→
2022.07.27

ウイングトラベル

★JNTO、水際対策緩和後いち早いプロモ推進

 諸外国からは個人旅行解禁待望論相次ぐ

 

 日本政府観光局(JNTO)は7月26日に定例のプレスブリーフィングを開催し、今後の訪日インバウンドの誘客への取り組みについて説明を行った。インバウンドを巡っては6月10日から添乗員付きパッケージツアーに限定して観光目的での受け入れを再開した。この動きを踏まえてJNTOの海外事務所には訪日旅行に関する問い合わせが増加傾向にあるものの、やはり個人旅行の解禁が強く求められているとした。
 そうした流れの中でJNTOはさらなる水際措置が緩和された際にいち早く旅行者の誘致を図れるよう消費者への周知や航空路線の回復につなげる施策を矢継ぎ早に展開していく考えを明らかにした。さらに旅行会社向けの商談会「ビジット・ジャパン・トラベル&MICEマート(VJTM)」を3年ぶりにリアルで開催。海外から関係者を招致し、日本の観光を取り巻く状況を直接肌で感じてもらうことで、早期の訪日インバウンド回復の流れにいち早くもっていきたい考えだ。

 

 6月から条件付きで外国人観光客受入再開
 海外事務所へ手続き関連の問い合わせ増加